大 海 君
種菌の混ぜ方
1 種菌を混ぜるときは,パックの口を閉めて何の道具も使わず上下に振ります。
2 牛乳パックの開けた口を元通りに閉めて,これをしっかり指ではさんで牛乳がこぼれないようにして,20回ほど強く振って混ぜます。
3 1リットルの牛乳パックの上部には約100ccの空気がありますから,種菌を入れて上下に振ると牛乳とヨーグルトが混ざります。10g程度の種菌を入
れても混ぜるのには困りません。
4 パックの中の牛乳に種菌を加えて満タンに近い状態になると振ってもザバザバ言わなくなってしまいます。パックの中に空気があればこそ牛乳とヨーグルト
が混ざってくれます。このためにも種菌の量は多すぎないことが重要です。
5 牛乳を捨てて種菌を沢山入れる方がありますが,「5
種菌は10g」で説明しましたように,不要の種菌を入れるために牛乳を捨てるのはもったいない話しです。
注1 スプーンや箸などの道具を使わないことが雑菌の混入を防ぐ上で最も重要なことです。